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FXの税金について

FXはForeign Exchangeの略で外国為替証拠金取引のことを指しており、金融機関に預け入れた証拠金で通貨の売買取引を行い儲けを出して資産を増やしていくというものです。
手元の資金を25倍まで膨らませることが出来るレバレッジの効いた取引であるため、うまくいけば効率の良い資産運用を実現させることが出来てコンスタントに利益を出すことが出来ます。
一般的な株取引のように膨大な額の初期費用を用意する必要もありませんし、経済や金融などの知識が乏しくても始められるので初心者に最適な資産運用方法であると言えるでしょう。

価格変動に伴う為替差益を狙い安く買って高く売るというのがFXの最大のポイントとなり、その点においては株式や投資信託や不動産やプラチナやゴールドや仮想通貨などのその他の資産運用方法と同じです。
FX取引において利益が出た場合は、その分の税金を納めなければなりません。
利益にかかる税率は20.315%で、その内訳は所得税15%と住民税5%と復興特別所得税0.315%というものです。

職場から給料を受け取っていて年間の所得が2000万円以下である場合は、職場の経理担当者が年末調整を行うので確定申告をする必要がありませんが、職場から給料を受け取っていないフリーランスの場合や、サラリーマンで退職所得や給料所得以外に年間20万円を超える所得がある場合は確定申告を自分で行わなければなりません。
確定申告は前年の1月1日から12月31日までの1年間の所得から経費を差し引き所得税の金額を算出し、税務署に申告するという手続きです。
毎年2月16日から3月15日までが申告の受付期間となりますので、忘れずに手続きを行いましょう。
給与所得や利子所得や配当所得や不動産所得や退職所得など所得税には様々な種類のものが存在しますが、FXの税金は雑所得に分類されます。

確定申告の手続きというと面倒で煩わしくて難しくて時間がかかるというネガティブなイメージが抱かれがちですが、国税庁ホームページには手続きの概要や手順や確定申告書の作成方法などがわかりやすく丁寧に記載されているので、それを見ながら手続きをすすめれば難しさは感じませんし、雑所得のみの申告なら申告書の作成にもさほど時間がかかりません。
確定申告書を国税庁ホームページからダウンロードして作成して郵送するという方法で申告しても良いですし、e-Taxの利用登録をしてオンライン上で申告するという方法もあります。

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